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赤あざになる代表的な皮膚疾患は、「単純性血管腫」や「乳児血管腫(イチゴ状血管腫)」です。
単純性血管腫は生まれつきの境界がはっきりした平坦な赤あざです。自然に消えることはなく、Vビームと呼ばれるレーザーでの治療が有効です。体の成長とともに面積が増えることはありますが、急激に大きくなることはありません。大人になると色が紫っぽくなることや、軽い盛り上がりが出ることがあります。ポートワイン母斑(英語でport-wine stain)と呼ばれることもあります。
皮膚が薄い赤ちゃんや子どもの時のほうがレーザー治療の効果が高くなりますので、治療を希望される場合はなるべく早い治療が望ましいです。
乳児血管腫とも呼ばれる赤あざの一種で、肌の表面近くにある毛細血管が増加することで起こります。
生後1ヶ月ごろから現れ始め、その後、盛り上がってきて、表面がイチゴのようになります。
自然に消えることが多く、7歳ごろまでに75%程度の方が消えると言われています。
ただし、色だけでなく、盛り上がりや肌のたるみ、質感の違い、傷跡が残る場合があります。
できるだけ早期に(生後1ヶ月から治療可能)レーザー治療を開始されることをおすすめします。
ここでは、単純性血管腫について紹介します。
赤あざ(単純性血管腫)にはVビームという血管を壊すレーザーによる治療が有効です。Vビームはダイレーザーと呼ばれる血管や赤みをターゲットとしたレーザーで、血液に含まれるヘモグロビンに反応することで、血管を縮めたり壊したりする効果があります。
赤あざ(単純性血管腫)は年齢を問わず治療が可能です。ただ、皮膚が薄い赤ちゃんや子どものうちの方がレーザーの効果が出やすいので、治療する場合は早めからを推奨しています。年齢が進み、紫がかってきたり盛り上がってくるとレーザー治療に反応しにくくなってきます。
以下の方はVビームを使った赤あざ治療が受けられません。
上記以外にも、既往歴、体調、患部の状態などによっては治療が受けられないこともあります。現在治療中の疾患や服用中の薬がある方など、体調が気になる方は医師まで直接ご相談ください。
© 医療法人 優桜会 千里中央りょうこスキンクリニック 美容・形成外科